FlightScopeローンチモニターとは何をするものか?

FlightScope社が提供するローンチモニター、弾道計測器はスポーツテックと言われる分野でゴルフや野球、クリケット、テニスなどの計測に世界中で利用されている技術及び製品となります。

例えばテニスでイン・アウトの計測やボール速度が計測されて中継されていたり、LIVゴルフで表示されているデータなどを提供しています。


3Dボールトラッキングの技術

フェイズドアンテナアレイ技術を使用した低電力ドップラーレーダーで、ゴルフボールのローンチと飛球を検出し、追跡します。
レーダーでボールのスピードと、飛行経路に沿って進行するボールの位置を測定します。洗練された数学的推定方式により、悪条件下でもボールを追跡し、ボールの飛行物理を利用して、現実世界で経験されるランダムなノイズやフェージング条件を排除します。
また、フェイズドアレイ・テクノロジーは、ボールの回転運動によって生じるドップラー信号のわずかな変化も拾うため、ボールのスピンレートを直接測定します。

3Dクラブトラッキングの技術

ボールと同様に低消費電力ドップラー・レーダーは、フェイズドアンテナアレイ・テクノロジーを使用して、クラブのスイングを検知・追跡します。
クラブの速度だけでなく、曲線の軌道に沿った位置も測定します。
洗練された数学的手法により、クラブを軌道に沿って追跡し、インパクト時のクラブスピードとは別に、スイングプレーンの角度、アタックアングル、軌道などの重要な測定値を決定します。

何をするためにローンチモニターを利用するの?

ゴルフのローンチモニターでできることは、ボールやクラブのスイングを検知して追跡するだけにとどまりません。

どんなスポーツでもそうですが、どのようになりたいのか?(理想)、その理想に近づくために何をしなくてはならないのか?(課題)を把握しながら練習することが求められますが、

理想ー現状=課題

とした時に自分のゴルフの「現状」を把握するためにローンチモニターが必要なのです。ひとそれぞれの「理想」がありますが、その理想に近づくために「現状」を把握して、課題を抽出して、その課題を克服する練習をすることが理想に近づく近道と言われており、ローンチモニターを活用することで

目的のある練習 = Practice with Purpose

を実現することができると考えています。

課題に関してはローンチモニターやパラメータに精通しているインストラクターを通じて一緒に抽出してもよいですし、FlightScopeが提供しているオンラインAcademyを受講して、それぞれのパラメーターの意味や、どのような相互関係のなかでボールやスイングが形成され、影響されているのかを理解するのも選択肢になるかと思います。

例えば「キャリー」の数値を把握することによって、自分がどれだけ飛ぶのか?を理解することにより、

・ハザードを避ける際の参考になり、コースマネジメントができるようになる
・クラブ毎のキャリーを把握することで、コースマネジメントができスコアアップにつながる

といった事に役立ちます。

また、この「キャリー」を伸ばすためには、どのような項目/パラメータの数値を上げなくてはいけないのか?と言ったことも理解、把握できるようになるのが上達への近道です。

無料のFS Golfアプリでできる事

FlightScope社製品は無料でapp storeやアンドロイドでダウンロードできる「FS Golf」アプリとを接続して利用します。

アプリでは年間フィーやサブスクリプションでの費用は発生しません。

FlightScopeのローンチモニターで計測できるパラメータ

製品によって計測できるパラメータはことなります。下記のチャートを参照ください。

ローンチモニターの設置方法

今回はMEVO+の設置方法をご紹介します。それぞれの製品ページでも同様にご紹介しております。